費用120万工期8日間
兵庫県相生市 H様邸4.5
築約50年 ゲリラ豪雨で雨漏り!
ゲリラ豪雨で雨漏りしてしまって。
築50年以上のお宅。実家がゲリラ豪雨で雨漏りしているので一度見に来て欲しい、と息子様からご相談を頂きました。屋根の点検をしたところ、漆喰の劣化や壁側のし瓦のズレなど沢山の劣化部分がありました。
施工前
徹底的に調べます!
漆喰の劣化、壁側ののし瓦のズレなどが見られます。⑤の写真では隙間も見えます。屋根裏は雨水が染み込んだ跡があります。雨がどこから流れ込みどう流れているのか、どう修理すれば雨漏りが確実に止まるのか、徹底的に調べます。
H様邸 基本データ
住所 | 兵庫県相生市 |
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築年数 | 50年 |
工事費用 | 120万 |
工期 | 8日間 |
工事内容 | 仮設足場工事(飛散養生メッシュ) 既存瓦めくり工事 12㎜構造用合板工事 ルーフィング工事 和型葺き工事(釉薬瓦仕様) 雨押え板金工事 残材処理 |
施工中
既存の瓦を撤去。
既存の瓦を撤去します。瓦をめくると大量の土が出てきます。一枚一枚丁寧に剥がしていきます。瓦を引っ掛ける浅木も取り外して処分します。
下地を貼り防水シートを張って行きます。
既存の下地はそこまで傷んでなかったので、上から12㎜の構造用合板を施工し、その上に防水シートを張ります。雨漏りの主な原因は、この防水シートの劣化などからの破れや、隙間が生じる事で発生します。雨漏りの発生は、屋根の葺き替えのサインです!
最後に、棟の積み替えをします。
施工後
これでまた、お家の寿命が延びましたね!
瓦も漆喰も新しくなり、こらでもう雨漏りの心配は無くなりました。築年数が40年以上経過しているお家は土葺き工法が多いです。土葺きは瓦を土で固定していますが、この土が経年で乾くと瓦を固定できなくなってしまいます。また、瓦は大丈夫でも下地として使われている木材が腐食したりもします。メンテナンスでお家の寿命を延ばしましょう!!
施工担当の振り返り
屋根材の中でも
釉薬(ゆうやく)瓦は、屋根材の中でも耐久性に優れていて塗装の必要もありません。ただし、漆喰部分は劣化します。重量も重い為、台風などの際には落下事故にもつながります。日本瓦でも定期的なメンテナンスが必要不可欠ですよ!