施工事例

高砂市 O様邸 リフォーム◆雨漏り修理 屋根一部葺き替え工事

  • 住所:高砂市
  • 工事費用:約51万円
  • 築年数:99年
  • 工期:約7日間
  • 工事内容:屋根一部葺き替え工事

高砂市 O様邸

築100年を超えている立派な日本家屋のお宅です。
ご依頼主様のお父様がお住まいになられていた、大切なお家です。
現在は誰もお住まいになられていないそうですが、
娘様であるご依頼主様が定期的にお手入れをされているそうです。

雨漏りの箇所には気づいていたが、直すかどうかを迷われており、
部分修理が出来るならお願いしたいということで調査をご依頼いただきました。
取り壊すことも視野に入れられていたようですが、
大切なお父様のおうちなので、出来るなら残していきたいと思われていたそうです。

今回は雨漏りのひどい面のみ、屋根の一部葺き替え工事をさせていただきました。
寄棟の屋根、隅棟から隅棟までのひとつの面を葺き替えました。

お客様からは工事に満足して頂き、追加で樹木の伐採のご依頼も頂きました。
ひとつひとつのご依頼を大切にし、信頼して頂いてご縁を繋いでいきたいです。

 翔飛工業では、ベテランで経験豊富職人が多数おりますので
 古い家屋の補修なども安心してお任せください。
 部分補修等、お客様のご要望に沿いますので、お気軽にご相談ください。

    ※築年数はこのシステムの都合上99年になっていますが、100年以上の家屋です。

工事個所

※写真をクリックすると、画像が拡大されます

【雨漏り箇所特定→瓦、土撤去】

雨漏り箇所を特定して、寄棟の屋根の一面だけを葺き替えすることになりました。
隅棟から隅棟までを工事します。

①調査時に、この面から雨漏りをしていることがわかりました。
 地瓦もずれて瓦自体も傷んでいるので、古い瓦は撤去して新しいものに葺き替えます。

②雨漏り箇所を屋内から確認したところです。
 天井部分で明かりが漏れている部分に穴が空いているのを確認しました。

③まず、古い瓦を撤去します。雨漏り部分は土も落ちてぽっかり穴があいてしまっています。

④土を撤去していきます。下地の木材も朽ちている部分は撤去しながら、
 強度や耐久度などを確認して補修方法を変えていきます。

【屋根下地施工】

瓦と土がはがれたら、屋根の下地になる部分の補修をしていきます。

①②屋根の天井部分の骨組みになる木材を垂木と言います。
 この垂木が傷んでいたので、3本新しい垂木に交換してしっかりと打ち付け固定します。

③野地板の補強をします。元の木材が朽ちずに残っている箇所は、
 上から野地板を重ねて打ち付けます。

④野地板の上から新しい防水シート(ルーフィング)を施工します。
 このお家が建った時にはまだこんな材料はありませんでした。
 新しい工法や材料が生まれ、それが年々改良され、現在の形に変わってきています。
 古いものの良さと、新しいものの便利さのいいところをそれぞれ生かして、
 工事も職人も進化していきます。

【屋根葺き工事、棟施工】

①下地が出来上がったら、瓦を葺いていきます。
 和型の釉薬瓦、ギングロ仕様です。一枚一枚丁寧に葺いていきます。

②棟部分の施工です。屋根の面と面を繋ぐ部分を棟と言います。
 のし瓦を積み、なんばん、施工して固定していきます。
 ところどころに糸が見えるのは、棟の幅を決めて仕上がりがずれないようにです。
 
③最後に本棟を仕上げます。鬼瓦は元のものを戻します。

④綺麗に葺きあがりました。完成です!
お客様の声

いただいたご感想

【お客様からのご感想】
「ネットの検索で見てお電話しました。」
「女性の方の対応で(はじめてお電話した時)、正直ホッとしたということがありました。とても感じのいい方ですね。」

【スタッフより】
私がお電話お受けしたのですが、安心して頂けたようで本当によかったです。
屋根屋のように、職人的な専門職は男性が多く、荒っぽい印象が強いのかもしれません。
電話応対は事務員が受付いたしますので、わからないことは遠慮なく何でも聞いてくださいね!

アンケートはすべてにおいて良い結果を頂きました。ありがとうございます!