費用約60万円工期6日間

神戸市中央区旗塚通 M様邸5

築50年の文化住宅。大型台風で飛んだ屋根瓦を補修。

大型台風で瓦が吹き飛んでしまって心配で心配で。。。

2017年の超大型台風は、兵庫県でも神戸など山手の方でかなりの被害が出ました。たくさんのお問い合わせ・修理のご依頼のお電話をいただきました。

屋根瓦のてっぺん部分）の丸瓦が10枚ほど飛んでしまって困っているというご相談でした。
調査にお伺いすると、屋根の頂点部分の大棟の七寸丸という丸瓦が飛んでしまい、土がむき出しになっていました。
他にも割れている瓦も多数あったので、工事までの間の応急処置として、瓦の飛んでしまった部分の養生と、破損部分の補修手当をしてきました。

ご依頼いただいたM様はこの住宅のオーナー様で、ご入居者がとても不安がっているので、至急工事をしてほしいというご依頼を頂きました。
調査員が伺った際にも、ご入居者様が心配そうに屋根を見上げていらっしゃいました。

調査の際に破損部分を応急対応をさせていただいたことと、その場ですぐにお見積もりして工事日程もご提案したことで、オーナー様からも住人様からも安心できるとご依頼いただくことになりました。

施工前

①

②

③

④

⑤

※サムネイル画像のクリックでメイン画像を切り替えます。

M様邸基本データ

住所	神戸市中央区旗塚通
築年数	50年
工事費用	約60万円
工期	6日間
工事内容	・屋根補修工事（七寸丸積み替え工事）・瓦差し替え工事

施工中

【1棟目】棟積み替え工事（七寸丸積み替え）

①

②

③

④

⑤

⑥

※サムネイル画像のクリックでメイン画像を切り替えます。

①破損した部分を養生しています。
　工事までの期間、破損部分がひどくならないように調査時に養生しています。
②七寸丸という丸瓦を、壊れていないものも含めていったんすべて撤去します。
③瓦の下に積んであった土を取り除きます。
④強力棟という補強金具を屋根材に取り付けます。昔の工事では、屋根板と瓦を土で繋いでいましたが、築50年にもなり、弱っていた棟部分を補強するために金具でしっかりと固定します。
⑤木材施工
　設置した強力棟と木材を固定します。
⑥なんばん施工
　木材の上からなんばんを塗ります。

【1棟目】棟積戻し／瓦差し替え工事

①

②

③

④

※サムネイル画像のクリックでメイン画像を切り替えます。

①最初にはずした丸瓦（七寸丸）をなんばんにかぶせて積み戻していきます。
②棟積み替え工事完了です。
③瓦が破損している箇所です。
　割れてしまっている部分はテープで仮補修しています。
④破損したものだけを取り外し、新しい瓦に差し替えました。

【2棟目】棟積み替え（七寸丸積み替え）工事

①

②

③

④

⑤

⑥

※サムネイル画像のクリックでメイン画像を切り替えます。

①工事前です。
　瓦が数枚飛んでしまっています。　1棟目と同じように順に工事をしていきます。
②七寸丸撤去
③強力棟施工
④木材施工
⑤なんばん施工
⑥七寸丸積戻しで完成です！

施工後

①

②

※サムネイル画像のクリックでメイン画像を切り替えます。

施工担当の振り返り

とにかく不安を取り除きたい

今年は台風での被害がとても大きかったので、とてもたくさんの調査依頼を頂きました。
みなさん、突然の災害にびっくりして不安な毎日を送られており、できるだけそういう気持ちを取り除けるようにと思ってご対応しています。

今回の調査でも、この後にまた台風が来ていたのもあり、ご入居者様がすごく心配しておられました。
その場で応急処置をされていただいたことと、早めに工事をさせていただいたことでとても安心できた、ありがとうと言っていただきました。