費用約30万円工期3日
兵庫県姫路市 U様邸
台風の影響で割れた瓦を差し替え工事。急勾配の屋根には安全対策で足場を立てて工事します。
秋の大型台風で
台風のあとに、瓦が割れて落ちてきていることに気付かれたそうです。
大屋根で瓦が割れている箇所が数枚と、谷部(屋根と屋根の繋ぎ目で雨が流れるところ)の瓦もはずれて来ているものがあったので、差し替えや固定のやり直しをしました。
屋根が急勾配のため、仮設足場と屋根足場を設置しての作業になります。屋根の勾配(傾斜)がきつい場合などは、熟練の屋根職人でも上るのが難しい場合があります。六寸勾配、七寸勾配という風に呼び、数字が大きいほど傾斜が大きくなります。安全に作業できるように屋根足場を立てて作業をすることになります。
施工前
調査
屋根瓦に割れ、欠け、ズレ等が見られます。まだ築10年のお宅ですが、今回の台風はかなり激しい風雨だったため、地域により被害が大きくなったようです。
U様邸 基本データ
住所 | 兵庫県姫路市 |
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築年数 | 10年 |
工事費用 | 約30万円 |
工期 | 3日 |
工事内容 | ・瓦差し替え工事(平板瓦) ・足場工事 ・屋根足場工事 |
施工中
瓦にヒビが入って割れています。
割れている瓦の差し替え工事をします。
瓦屋根のいいところは、1枚ずつ取替えが利くところ。カラーベストではなかなかこういうわけにはいきません。
屋根職人に聞くと、いろいろな屋根材が増えてきてはいるが、あとあとのことを考えると、やはり瓦にするのが一番だと言います。
谷部 瓦補修
谷になっている部分の瓦がずれているので、釘とコーキングという接着剤で再度固定します。
谷部瓦差し替え
谷部の瓦が一部落ちてなくなってしまっていたので、新しい瓦を差し直します。一枚ものの瓦を谷部に合わせて斜めにカットし、ピタッと綺麗に揃うようサイズを合わせます。
施工後
施工担当の振り返り
瓦差し替え工事
急勾配のお宅の瓦差し替え工事でした。築10年なので、瓦自体はまだ傷みなどなく綺麗だったのですが、台風の影響で数ヶ所割れたりはずれてきたりしていました。
U様邸ではまだ雨漏りなどは起こっていませんが、屋根や外壁が破損しているのに放置してしまった場合、目に見えない形で家の中に雨水がたまっていくことがあります。
最近のおうちは気密性が高いので、思いもよらないところから雨が入って、気づいた時には全面改修が必要になったりすることもあるので要注意です。
こういった被害が出た場合は、とにかく早めに対処されることをおすすめします!