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【1枚目】既存瓦撤去工事
古い屋根の瓦を撤去していきます。

【2枚目】構造用合板12ミリ新設工事
屋根下地材を施工します。今回は構造用合板12ミリを使用しました。12.0mmは壁、床、屋根の下地によく使われます。9.0mmでは構造的に不安な時や、 15.0mmでは重量が気になる時などに使われ、非常に汎用性が高いです。

【3枚目】ルーフィング工事、瓦桟設置
ゴムアスルーフィングを貼り付けます。
ルーフィングシート(防水シート)は、最終的に屋根を雨漏りから守る重要なシートです。

ゴムアスルーフィングを貼り付けた上に、瓦桟を設置していきます。
瓦桟とは瓦の屋根を葺く時、野地板にレールのように横向きに取り付ける細長い木材のことです。瓦桟には瓦の重なりを等しく配分し、水の侵入を防ぐ役割が一つと、瓦がずり落ちないようにストップする2つの役割があります。

【4枚目】平板瓦葺き替え工事
瓦をビスで一枚一枚丁寧に施工していきます。
屋根材は【三州瓦　鶴弥　スーパートライ110】を使用しました。

【5枚目】ケラバ工事
ケラバとは、外壁から出っ張っている屋根部分の中で、雨樋が付いていない側を言います。
木材を設置し、隙間に発泡シール材を貼り付け、その上から袖瓦を一枚一枚丁寧にビスで固定していきます。

【6枚目】棟工事
棟とは、家の最も高い位置にあり、2つの屋根面が合わさっている部分のことをいいます。
強化棟に棟木を設置します。その上から南蛮漆喰を塗り固めて、棟瓦を一枚一枚丁寧にビスで固定していきます。

箱谷工事、軒工事、雨押え工事を行って、工事完了です！