棟瓦の役割

兵庫県小野市のお客様からお問い合わせを頂き、調査に伺いました！



ドローンを使用して調査を行ったところ、経年劣化によるのし瓦のズレ・棟の土台に使用される漆喰の劣化に伴い、冠瓦を含む棟瓦全体がズレてしまっていました。棟瓦は、のし瓦・冠瓦・鬼瓦の３つから構成されており、最大の役割は雨漏りの防止です。


棟瓦の最上部に位置する半円型の瓦を【冠瓦】といいます。のし瓦の上から蓋をするよう積んであり、雨水の浸入を防いでいます。また、【のし瓦】も棟瓦を構成する短冊形の瓦で、冠瓦だけでは雨水が浸入しやすいところを、間に熨斗瓦を積み、防水性を高めています。のし瓦の段数が高いほど、屋根の下地に雨水が浸入するのを防ぐことができます。



前述したように、棟瓦の役割は瓦屋根の頂上部から雨水が浸入するのを防ぐことですので、もちろん棟瓦の劣化を放置しておくと雨漏りの原因なってしまいます。棟瓦が劣化すると雨水の浸入を防ぐことができないため、簡単に雨漏りが起きてしまいます💦



そこで今回は、劣化した漆喰を取り除き新しく塗りなおす工事と棟の積み替え工事をご提案させて頂きました。



棟瓦は瓦屋根の美観を高めるだけでなく雨水から家を守るという役割があり、瓦屋根の中でも棟瓦は重要な存在です。もし棟瓦のメンテナンスを行う場合には、必ず信頼できる業者に相談するようにしましょう。弊社は調査・お見積りは無料ですので、安心してお気軽にお問い合わせください(^^)↓
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