費用140万円工期17日間
兵庫県姫路市 M様5
兵庫県姫路市 屋根漆喰・棟積み替え・樋工事
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前回の記事で兵庫県姫路市の外壁塗装工事をご紹介させて頂きましたが、今回の記事では同時に行った屋根漆喰工事・棟積み替え工事・樋工事の様子をご紹介したいと思います!
それでは施工前の様子を見ていきましょう(^^)
施工前
漆喰・棟・樋の役割
漆喰(しっくい)とは、屋根瓦の1番上の白く塗り込まれた箇所を言います。棟(むね)と瓦の間の隙間を埋め、瓦の下にある屋根の葺き土(ふきつち)を雨風から守り、替え瓦と瓦を接着させる目的で漆喰が塗られています。
棟とは、屋根面が接する境界部分のことです。屋根の頂上にあるものや、軒先に向かって下っていく、平行に少し盛り上がった屋根部分が該当します。屋根棟は、瓦の隙間部分からの雨水の侵入を防ぐ働きがあります。屋根棟は屋根のなかでも傷みやすく、修理機会の多い部分です。
樋とは、屋根から落ちる雨水をまとめて下に通し、地上まで流す装置のことです。家の外壁を雨水の浸水から守る大切な役割を果たしています。樋とは軒樋・竪樋・樋集水器の3つのパーツからできており、今回は軒樋と竪樋を工事しました。
それでは施工中の様子を見ていきましょう!
M様 基本データ
住所 | 兵庫県姫路市 |
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築年数 | 35年 |
工事費用 | 140万円 |
工期 | 17日間 |
工事内容 | 【仮設工事】 落下防止対策足場工事 【外壁塗装工事】 高圧洗浄工事 モルタル部クラック補修工事 下地プライマー工事 外壁塗装工事 雨戸塗装工事 【屋根漆喰工事】 既存漆喰撤去 漆喰工事 鬼部・取り合い漆喰工事 棟積み替え工事 【樋工事】 既存樋撤去工事 軒樋工事 堅樋工事 |
施工中
棟積み替え工事の流れ
1.既存の棟瓦を撤去
既存の棟瓦を撤去します。残った葺き土も撤去していきます。
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2.新たな土の盛り込み
葺き土の代わりに南蛮漆喰を用意して棟瓦を形成していきます。南蛮漆喰は漆喰に油脂等が混ぜられていて防水性も高く、近年では葺き土のかわりに使われます。
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3.棟瓦の積み直し
形成した土台に既存ののし瓦を戻します。戻し終えたらまた南蛮漆喰を盛って棟瓦を被せます。
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4.積み直した瓦の固定
瓦を積み直したのちに、銅線で固定し、鬼瓦とのジョイント部分にコーキング(瓦止めボンド)をうちます。
屋根漆喰工事の流れ
1.劣化した漆喰を取り除く
劣化している古い漆喰をヘラなどで取り除きます。漆喰の後ろにある「葺き土」は取り除かずに残しておきます。
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2.葺き土を整える
葺き土は、漆喰の下地となる土です。葺き土の表面を整え、漆喰を塗りやすくします。
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3.漆喰を塗り込む
漆喰を隙間ができないように均一に塗り込んでいきます。隙間ができてしまったり、盛り上がったところができてしまうと雨漏りの原因になってしまうので注意が必要です。
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4.仕上げ
漆喰の表面を、専用のコテで整えます。雨が漆喰に当たらないように漆喰の量を調節し、乾燥させます。
樋工事の流れ
1.既存の軒樋の撤去
劣化している既存の軒樋(雨樋)本体や、各部材の撤去します。
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2.金具の取付準備
軒樋をはめこむための金具をはじめに取り付けます。水は高い所から低い所に必ず流れるため、縦樋の落とし口にむかって軒樋全体からスムーズに雨水が流れるような傾斜を設定します。
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3.軒樋の取り付け
軒樋は、金具にはめこむような形状となっていますので、引っ掛けて取り付けます。
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4.縦樋と金具の取り付け
軒樋を取り付けた後は、軒樋が集水器に集めた雨水を地面に下ろす役割のある縦樋と縦樋の金具を取り付けます。
施工後
兵庫県姫路市の屋根漆喰工事・棟積み替え工事・樋工事をご紹介しました(^^)
漆喰・棟・樋は雨仕舞(住宅内への雨水の浸入を防ぐ仕組み)にかかわる重要な部分です。
劣化をそのまま放置すると、雨漏りなどの大きな被害につながってしまいます。なるべく早めに対処すれば、被害を最小限に抑えられ修理費用も抑えることができます。
大きな被害になる前にこまめな点検・屋根の専門業者への相談をおすすめします(^^)
調査・お見積りは無料ですのでお気軽にご相談ください♪
フリーダイヤル 0120‐13‐4010