棟瓦の劣化は雨漏りの原因となります

棟瓦（むねがわら）とは、屋根の最上部にある瓦と瓦が交差する箇所にある、のし瓦を積み重ねた部分です。棟瓦は繊細なつくりとなっているため、震災や地震等で崩れやすく、また雨水が浸水しやすい個所となっています。棟瓦は、5～10年期間で定期的に点検をして、劣化や破損を発見したら棟瓦を新しく積み替えることをおすすめします。その際は棟を解体し、南蛮・漆喰工事をして、必要な瓦は新しいものに交換し、あらためて棟を積むようにしましょう。また棟積み替え工事は、破損しているなどの理由で施工することもありますが、雨漏りが原因で陸棟（ 水平の棟のこと）や隅棟（方形屋根や寄棟と呼ばれる屋根の形状にある部分）の不良個所が原因となる場合があります。そのような場合、全て屋根を葺き替えることで問題は解決しますが費用が大きく掛かります。費用を抑える場合は特定の場所だけを修繕することも可能ですが、雨漏りや劣化が他にもある場合は一部工事のみを行っても雨漏りを防ぐことは難しいです。完全に雨漏りのもとを修復するには、事前に屋根専門工事会社に診てもらうようにしましょう。

今回のお客様は棟瓦の経年劣化に伴い、のし瓦積み替え工事を行いました。棟瓦は屋根部を支える大事な部分です。劣化や異常を確認したらすぐに屋根工事専門業者に調査してもらうようにしましょう。その際は普段確認できない屋根部分も診てもらうとお家の経年劣化や破損個所が分かるかもしれません。

弊社はドローンを使用した屋根調査を行っています。お見積りはご納得いただけるまで何度でも無料で対応。施工後のイメージが分かるように試し塗りも何度でも対応いたします。また施工後は定期的なメンテナンスで大事なお家をフルサポートしますのでご安心ください。

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