費用250万円工期16日間
兵庫県神戸市北区 K様邸5
大事な家を長く住み続けるために、和瓦から平板瓦に葺き替えリフォーム
『親が残してくれた とても大切にしている家なんです』
■お客様が弊社(翔飛工業)にご依頼いただいた経緯
調査段階で、ご紹介者様から事情は少しお伺いしていました。
今までリフォーム工事を行っていた工事店から、屋根瓦の劣化と屋根工事の提案をされていたが、友人などに相談したところ、工事の提示金額が高いのではないかと指摘を受け、考え直すことにした。
知り合いに瓦屋さんがいるので相談した結果、弊社にご紹介頂きました。
■お客様の想いをかたちに
K様からは「親が残してくれた家でとても大切にしている」とお伺いしました。
愛着のあるお家に、安心安全にこれからも長く暮らしていきたいという強い想いをお持ちで、瓦の部分修理よりも屋根全体の葺き替えをご希望されていました。
K様の想いにお応えできるよう、熱い気持ちで提案をしました!
箇所としては、屋根についているトップライト(天窓)部分のカバーと、入母屋の破風部分、隅棟部分からの雨漏りがあるところにが特に気になられているという事でした。
以前に台風で瓦が一部飛んでしまったことがあり、その際お隣のおうちのカーポートを壊してしまったので、できるだけ早く工事をしてもらいたいというご希望もお伺いしました。
お会いしてお話をすればするほど、その良い人柄が伝わるとても素敵な方でした。
K様のお気持ちにお答えするべく、弊社の屋根葺き替え工事の提案では、屋根に使用する材料やサンプルを見て頂き、板金や木部塗装工事の細かい箇所・内容についてご説明をしました。お客様のご希望通りの内容になるよう、わかりやすい工事の提案と、適正な工事金額のご説明をしました。
実際、以前の工事店から提示された金額は、弊社が考える適正金額を大幅に上回る金額だったようです。いろいろと疑問を解決しご説明を重ねる中で、担当者の事を信頼して頂き、弊社にご依頼を頂くことになりました。工事も楽しみにしてくださり、K様のご期待に添えるよう工期も出来るだけ早く段取りを進めました。
施工前
屋根調査
K様邸 基本データ
住所 | 兵庫県神戸市北区 |
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築年数 | 35年 |
工事費用 | 250万円 |
工期 | 16日間 |
工事内容 | 和瓦を平板瓦に葺き替えました。 色もグレーからブラウンに替えたので全体の雰囲気がずいぶん変わっています。 その他 破風板、軒天、庇部など、木部の塗装を行いました。 ・足場工事 ・既存瓦めくり工事 ・構造用合板12mm新設工事 ・ルーフィング(防水シート)張り ・丸栄陶業 平板瓦UU40 葺き工事 ・軒先/棟/ケラバ/谷/雨押え工事 ・トップライト工事 ・波板、カーポート撤去復旧 ・軒天/破風板/庇部塗装工事 ・ケレン工事 |
施工中
屋根工事(屋根解体→下地作り→瓦葺き)
古い屋根瓦を全てはずして下ろし、瓦の下に敷いてある土も撤去します。
古い日本家屋は、瓦の下を土葺きで仕上げてあるものも多く、特に兵庫県のこのあたりは、地域的に土を積んでいるお家が多いです。
土葺きの屋根は土の重さで屋根が弱ってくるので、葺き替えの際には土は撤去します。
土葺きは特に土ぼこりがするので、解体の際には隣接するお宅にご迷惑をかけないよう、お家やお車を養生する等、近隣の方への配慮も必要です。
土を撤去した後は、再度野地板(下地の木材)を貼り直し、ルーフィング(写真の黒い防水シート)を貼ります。
一気に瓦を屋根に上げ、瓦を1枚1枚きれいに並べてビスで固定していきます。今回の瓦は、丸栄陶業 平板瓦 UU40です。
工事中は、駐車スペースがなく、お客様が工事中は外出をしてくださり、毎日駐車スペースを確保してくださいました。お客様の温かいお心遣いに、より一層頑張らなくてはとやる気がみなぎりました!
屋根工事(棟部積み替え→黒なんばん施工→トップライト板金工事)
屋根の面と面を繋ぐ部分を棟と言います。大屋根の平面部分の瓦が施工できたら、次は繋ぎ目の部分の棟の施工をします。芯になる部分には木材を使います。角材を固定し、なんばんを施工します。
今回は、ブラウンの平板瓦なので、黒なんばんを使いました。工事中はとてもいい天気が続いて、9月とはいえ屋根の上はほんとに熱い毎日でした。
職人さんは、塩タブレットという飴ちゃんみたいなのを持っていて、こまめに水分と塩分補給をし、熱中症などに気を付けています。これで、瓦の施工が完成しました。きれいな仕上がりで気持ちがいいですね。
お客様が特に気にされていた、トップライト(天窓)の工事もしました。まわりが赤い金属でおおわれているのが工事前の状態です。
トップライト部分のカバーが傷んでいたので、まわりの古い赤くなった板金は外して、シルバー部分はガラスと一体ではずせないものだったので、上から屋根と同じ茶色の板金でカバーして仕上げました。屋根と一体になり、とても自然できれいな仕上がりになっています。
木部塗装(現状→ケレン→中塗り→仕上げ塗り)
木部の塗装も一緒に承りました。
以前に他業者さんで外壁塗装はされてしましたが、木部の塗装はされていませんでした。
外壁塗装に比べても木部は傷みやすく、こまめな補修が必要です。
木部というのは、主に屋根の軒先や軒天、破風板、庇部などです。
今回、現状は表面がぽろぽろとはがれています。
これを「ケレン」という作業で塗装の乗りを良くします。
ケレンは、塗装する前に錆びや汚れを落としたり、塗料の密着を良くするため傷をつけることを言います。
そのあと、中塗り、仕上げ塗りと塗りあげて完成です。
今回は木部塗装用の塗料「キシラデコール」を使用しました。
施工後
工事完了!
もともとはグレーの屋根でしたが、
今回はダークブラウンに替えたので、おうちの外観の雰囲気も変わりました。
施工担当の振り返り
お客様のご要望を第一に
今回は、屋根の全面葺き替えでしたので、瓦をすべて撤去して、下地も新しく替えました。
全部があたらしくなるというのは本当に気持ちがいいです!
お客様のご希望もあり、熟練の職人を集めて一度に作業を進め、効率よい工事にしました。
お客様の声
- 電話対応(受付など)について、大きな声で明るく丁寧に対応できましたか?
説明がわかりやすい。
- 希望日時に調査できましたか?また、指定時間に遅れずお伺いできましたか?
対応が早い。
- 屋根調査の対応について、ご説明は丁寧にできていましたか?
細かく説明あり。
- 見積書の内容について、詳細を解りやすくきちんと説明できていましたか?
瓦の現物を持参しての説明。
- 職人の対応(マナー・工事姿勢・説明)はいかがでしたか?
- 工事は見積通りの施工でしたか?追加工事の時はきちんと説明がありましたか?
- 数多くの中から弊社に工事を決めていただいた理由を教えてください。
会社の同僚の紹介。